子供が発達障害とわかった時、どのような接し方、成長を促せばよいか、親御さんにとっても非常に悩まれる部分かと思います。
発達障害の有無に関わらず幼少期から青年期にかけて脳の発達は急激な成長曲線を描きますから、その部分をどういった形で過ごすかはとても大事です。
家族だけでなく、友達や先生など周囲の人に適応できるかどうかもカギを握っていく時期といえます。
発達障害には、生まれつきの症状として自閉スペクトラム症や多動症、チック症などがあります。
例えば、自閉スペクトラム症だと自分の気持ちを相手に伝えるのが苦手だったり、逆に相手の気持ちを読み取るのが苦手です。
その結果、協調性が失われ、時には暴力ざたを起こしてしまうこともあります。
こういったことは幼少期から一つ一つこれはいけないこと、などと学んでいくことでその症状が徐々に治まったり、物事の判断ができるようになっていきます。
そのためにはやはり自由気ままな生活を送らせるよりも、多くの人と触れ合う環境で過ごすことが必須となります。
どうしても自分の子供が発達障害とわかると、誰かに迷惑をかけたくないという気持ちが優先され、自宅にこもりっきりのケースが多いです。
しかし、それは成長の妨げになってしまいますので、養護施設以外にも放課後等デイサービス等を活用して、1日の中でできるだけ多くの人と触れ合う時間を設ける過ごし方が望ましいです。